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第二子が誕生した時の日記

5月24日、待望の第二子が誕生しました。長男に続いて男の子でした。長男4才と共に、誕生直後の次男を病院で見届けてきました。

扶養届や出生届など、職場や市役所の手続きに忙殺される日々です。上の子の世話もあるしね。

長男は初めて自宅にママのいない日々。しきりにママが帰ってこないことを寂しがっていました。

↓長男と自宅で二人で過ごす夜、印象的だった長男との会話↓

長男「赤ちゃんって小さいね」
僕「◯◯ちゃん(長男の名前)にも、赤ちゃんだった頃があったんだよ」
長男「本当?」
僕「パパやママにも赤ちゃんだった頃があるんだよ。赤ちゃんから子どもになって、大人になっていくんだよ」
長男「僕も大人になりたいな」
僕「ゆっくりなっていけばいいんだよ」

長男「大人の次は何になるの?」
(僕は言葉を詰まらせた。)
僕「うーん、おじいさんやおばあさんになるんだよ」
長男「おじいさんの次は?」
少しの沈黙の後
僕「みんな、天国に行くんだよ」
長男「天国に行ったらどうなるの?」
僕「この世界とさよならするんだよ」
長男「パパと会えなくなるの?」

僕「パパやママとは会えなくなるんだよ」
長男「嫌だ!」
僕「パパの方が先に天国に行くかもね」
長男「嫌だ!」
僕「でも、パパやママが天国に行くまで、ずっと一緒だよ」

長男は目に涙を浮かべ、「うん」とうなずきました。僕はその姿を見て泣きそうになりました。


妻は一昨日に赤ちゃんと共に退院し、今は家にいます。

赤ちゃんは、ずっと眺めていられると思えるほど可愛い。

いじめを受けた辛い過去の記憶も、統合失調症であることも、Xジェンダーであることも、僕はもう恐れない。

この幸せが死ぬまで続くといいな。

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